読書

「世界は経営でできている」を読んでみた

ある日スマホでネットニュースを見ていると、面白い記事を見つけた。「飲食店で注文した料理がなかなか運ばれてこないでイライラし、ウェイターに怒るのは不合理である」といった内容の記事であった。どうやら本の紹介らしい。そこで紹介されていた「世界は…

「頭がいい人が話す前に考えていること」を読んでみた

この本はベストセラー(40万部売れてるらしい)になっているようで、どんな本なのか興味本位で読んでみた。 実は店頭に並びかけた時、齋藤孝が書いている本だと思い込み、同じ感じの書籍だと思い購入しなかった(著者は安達裕哉という元コンサルの方)。読ん…

「教養を磨く」を読んでみた

題名が気になって「教養を磨く」を読んでみた。 著者である田坂広志氏の本は一度も読んだことがない。というのも書店で並ぶ本が「運気を磨く」だとか「死は存在しない」とか胡散臭い宗教家が書いた本だと思っていたからである。プロフィールを見ると東大工学…

「アメリカの大学生が学んでいる本物の教養」を読んでみた

この本は、5月の初旬に買ったのだが、なかなか読み通すことができなかった。スッと入ってこないというか、のめりこめないというか。 なぜなのかはもう一度読み返してなんとなくわかった。 この本は自分が期待していた”アメリカの大学生が学んでいる教養につ…

「DIE WITH ZERO」を読んでみた

なかなか面白い本に巡り合えた。 前書きのところで「アリとキリギリス」という童話を引用し、”アリはいつ遊ぶことができるのだろう?(アリの人生?は豊かだったのか?)”と筆者は問うている。人生を豊かにするためには金をためるのではなく、人生最後の日に…

「賢い人の秘密」を読んでみた

この本は本屋に行って題名だけで惹かれて購入したものだ。 ビジネス書だと思い購入したのだが実は哲学書だった。著者がクレイグ・アダムスという海外の人なので余計に難しい内容であった(翻訳者の技術によって読みやすくなる場合もあるが)。 まず賢いとい…

「Deep Skill」を読んでみた

仕事を遂行するためには、組織の人々を味方につけ、組織自体を動かすことができなければならない。人と組織を巧みに動かす実行力が「Deep Skill」というもので、これは自分にとって圧倒的に欠落している力であり、ぜひとも身に着けたいスキルと思い、読んで…

「バカと無知」を読んでみた

ある日、YouTubeを見ていたら岡田斗司夫が「YouTubeなんかよりこの本を読め」と言っていたので、それに乗っかって「バカと無知(橘玲著)」を読んでみた。 全体として、脳科学等の社会実験結果を提示しながら、人というのはこういう動物だ的なことが記されて…

「知的ストレッチ入門」を読んでみた

本を読んでいる中で、影響を受ける著者も少なくない。自分にとってかつては”大前研一”であったり、ここ数年は”瀧本哲史”や”橋下徹”であったりする。でも一番影響を受けたのではないかと思われるのは、本書「知的ストレッチ入門」の著者である”日垣隆”ではな…

「限りある時間の使い方」を読んでみた

”人生100年時代”、”50代からは第2の人生を”と書かれた本に目が行くようになったが、本書のイントロにある「80歳まで生きるとして、あなたの人生はたった4000週間だ」にひかれた。タイトルにあるように限られた時間、残された時間をどう使っていけば…

「人望が集まる人の考え方(レス・ギブリン著)」を読んでみた

私たちは常に円満な人間関係を築きたいと思っている。この本では”よい人間関係のカギは、人間の本性についてしっかり学ぶことだ”としている。 本書の中で自分が刺さった文章をいろいろとあげてみた。 〇人々はたいてい自分の自尊心を満たすために行動する。…

「知の体力」を読んでみた

「知の体力(永田和宏著 新潮新書)」を再読してみた。 本書の中身は、学問とは、教育とは、大学で学ぶということとは、といったことについて著者の考えがちりばめられている。 中でもとくに”刺さった”文について記述する。 『これから何が起こるかわからな…

「2020年6月30日にまたここで会おう」を読んでみた

2020年に買った本だが、再読してみた。やはり頭のいい人は違うと再認識した。 あたりまえのことではあるが、自分で考え、自分で決めることが超重要であり、仏教の「自燈明」の言葉どおり、”ほかの誰かがつけてくれた明りに従って進むのではなく、自らが明か…

「世界のニュースを日本人は何も知らない」を読んでみた

この本は、現在(2022年)までに3作出版されているベストセラーシリーズの第1作目にあたる。 本の表紙には、「メディアの報道に疑問を感じたら必ず読むべき1冊」と書かれ、前から興味があったので読んでみた。 各国の政治や教育環境など日本の常識とはかけ…