「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を見てきた

2022年12月26日(月)に「アバター2」を見てきた。

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1作目も観てプロットも面白く、映像も素晴らしかったので、個人的には少し期待していた。ただ上映時間が中途半端だったので、昼から休みをもらって見に行くこととした。どうせなら昼飯を豪勢にいこうと、柳橋で寿司でも食べることにした。

入ったところは「鮨かど」。ランチに間に合ったので、上にぎりと天ぷらを注文する。f:id:fritz507:20221227104926j:image

結構ボリュームもあり、これで合わせて¥2,110。なんか得した気分だった。

さて肝心の映画であるが、よかったという感想である。

まず驚いたのは映像。映画館のスクリーンで見ているのに、その映像はソニー有機ELテレビで見ているよう。これはHFR(ハイフレームレート)で撮影された映画だからだそうだ。通常は24fps(1秒間に24コマ)なのだがアバター2は48fpsで撮影しているため、なめらかで明るい映像になっているとのこと。特に海中の映像は凄かった。家でブルーレイで見てもあの映像が再現されるのだろうか、楽しみである。

ストーリーとしては、まぁ1作目とたいして変わらない感じなのだが、テーマが「家族とは」「父親とは」「息子との関係」というのが自分の中で印象的であった。

父親として家族を守る。息子への愛と期待と不安。家族を守るため、故郷を守るため、主人公は敵と戦うのではなく、遠く離れた見知らぬ土地に移住する。そこでは文化もしきたりも違うのだが、安住の地とするため努力する。まさに”郷に入ったら郷に従え”。ただ息子の成長とそれに準じた信頼のバランスが難しい。その結果、あえて息子に厳しく接してしまう。あーわかるなぁ、と思う。長男を亡くした時の後悔・悲しさは、最後のシーンで魂の樹とつながった時の魚釣りの場面でよく出てるのではと感じた。

アメリカ映画なのに日本人の父親である自分にすっーと入ってきた、珍しいハリウッド映画だと思う。

敵役が生存したことやキリの父親は誰かなど続編の存在を匂わせているので、3作目にも期待しよう。

余談だけどサムワーシントンのアバターではなく、ジェームスキャメロンのアバターなんだよね。(トム・クルーズの「トップガン」、ブラピの「セブン」なのに)監督が前に出てくる映画は、最近ではスピルバーグぐらいだろうか。