「シン・ゴジラ」に続く庵野・樋口コンビによる特撮映画である。
映像はミニチュアセットとCGの組み合わせによる、迫力あるものだった。（ウルトラマンがモーションキャプチャーによるCG（だと思う）だったのが、ちょっと残念）
全体としてはよくできていたと思うが、少し詰め込みすぎたかなと感じた。
過去の作品（ウルトラQからウルトラマンまで）を意識的にオマージュしているのは、随所に見られ、それはそれでよかったのだが、「ネロンガ」から始まり、「ガボラ」「ザラブ星人」「メフィラス星人」「ゼットン」に至るまで、エピソードがてんこ盛りで”目まぐるしさ”を感じた。（ガボラの戦闘シーンはよかった）
人間の浅ましさと、それでも人間を愛する外星人”ウルトラマン”。自らの命に代えて人間を守ってくれたんだから、人間もこの地球を守らないと、と思わせてくれた映画だった。
個人的には、「バルタン星人」「ゴモラ」に登場してほしかったのと、エンディングはウルトラマンの主題歌から米津玄師に行ってほしかった。
下の坊主も見に行くのかなぁ・・・
