「バッドガイズ」を見てきた

久しぶりに映画を見ようと思い、クリス・パイン主演の「ザ・コントラクター」を見ようと思ったのだが、ヤフーのレビューではあまりよくない(星3.3)との情報だったので、かわりに星4.0の「バッドガイズ」を見ることにした。

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あまりアニメは見ないのだが、まぁいいかという軽い気持ちで鑑賞した。

結果としては良くもなく悪くもなく普通であまり印象に残らない映画かなぁという印象である。

ストーリーとしては、”バッドガイズ”が”グッドガイズ”になっていくハリウッドアニメによくあるドタバタ劇込みのサクセスストーリー的なものなのだが、自分として大きな違和感があったのは、映画の中心人物である”バッドガイズ”と知事、博士のみ”動物(オオカミやキツネやネズミなど)で他はすべて人間であり、それがストーリー上、普通に展開していくのが、中途半端な構成となっている気がする(助ける猫や暴走するネズミは、擬人化されていないただの猫・ネズミなんだよねぇ)。

バッドガイズはオオカミや蛇そのものでなく、いかにも悪い人間(呼び名がウルフやスネークなど)として(あくまでも人間として、描くか、登場するのがすべて擬人化されている(例えば「シング」のように)ように描くかどちらかにすれば違和感なく鑑賞できた気がする。

アクションシーン(特にカーチェイス)はよくできているが、実写に比べるとやっぱり迫力がない。アニメだからね。

子供が見る映画としては良いのかもしれないが、大人が見る分には今一つ物足りない気がした。

もう一つ、ハリウッドアニメは吹き替え版が主流で、自分も木梨憲武がやっている「ファインディング・ニモ」や内村光良がやっている「シング」を見ているのだが、今回初めて字幕版にてハリウッドアニメを鑑賞した。当たり前なのだが、アニメでの登場人物のアクションとセリフはマッチングしていて、これは無理なく普通の映画として鑑賞できた。

やっぱり洋画は字幕版に限るのかも。