「出雲・松江」に行ってきた

2022年9月15、16日に恒例となった一人旅に行ってきた。

今回は、島根県に行くことにした。なぜ島根なのかというと、松江城を見たいと思ったから。松江城を見ることができたら、国宝天守5城(松本、犬山、彦根、姫路、松江)を制覇することができるから。ついでに出雲大社にでも参拝しようと思い、旅立った。

早朝に名古屋を出発。岡山で特急に乗り換えるのだが、改札の電光掲示板を何度見ても乗り列車が表示されない。駅員に聞くと「伯備線の駅構内で停電があり、運行を見合わせている」とのこと。出だしでまさかのハプニング発生。結局、1時間遅れの出発となった。

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当初予定の1時間ちょい遅れで出雲市駅に到着。

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ここから電車に乗って出雲大社に行く計画だったが、急遽バスで移動することに。出雲大社に到着したのは、14時すぎ(当初計画より1時間半遅れ)帰りの電車の時間を気にしながら、出雲大社へ参拝する。この日は快晴で非常に暑かった(マフラータオルでも持ってこればよかった)事前に仕入れた情報をもとに境内を歩く。平日ということもあり、参拝客も多くはなく、ゆったりとお参りすることができた。

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参拝後は門前町をめぐる予定だったが、その時間はなく断念。出雲大社駅から一畑電車に乗って出雲市へ。

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いつものようにコンビニで酒を買い込んで、JRに乗り換えて宿泊先である玉造温泉まで。

宿泊した宿はとても立派なところで、部屋も広く快適であった。夕飯も個室で仲居さんが料理を運んでくるタイプで豪華であった。

でもここでまたハプニング。あとデザートを残すのみとなったのだが、なかなか運ばれてこない。まぁいいかと思い、夕食会場を後にするとホテルの方に「デザートはお召し上がりになりましたか?」と聞かれ、正直に「まだです」と答えてしまったがゆえに、また個室に戻された。しばらく待っていると仲居さんがみえて「これからデザートを作らないといけないので、後ほど部屋にお持ちする」とのこと。それほどデザートが食べたかったわけでもないのだが、せっかくなのでお願いすることにした。(運ばれてきたデザートは冷たくおいしかった)

温泉は内湯も露天風呂も広々としていて良かったのだが、もう少しぬるいとなおよかった。

朝食はバイキングでこれがまた種類も多く、1時間以上食べまくり、ちょっと食いすぎた。

2日目は、いよいよ旅の目的である松江城

この日は予定通り、JR松江駅から周遊バスに乗り換えることができ、幸先の良いスタート。しかしこの日も昨日同様快晴でとても暑い。松江城は国宝にふさわしく、木造天守で歴史を感じさせるものであった。f:id:fritz507:20220919112607j:image

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最上階まで登ると眼下には松江の街並みが一望でき、とても素晴らしい。(なにより吹き抜ける風が気持ちよく、しばらくの間涼んでいた)

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松江城の後は、堀川めぐりの船に乗って、小泉八雲記念館・武家屋敷に向かう。

幸運なことに船の乗客は自分一人で、かつガイドの人もとても丁寧な対応でとても良かった。水面に近いと余計に非日常的で観光施設としては良いのかもしれない。f:id:fritz507:20220919112852j:image

ふれあい広場乗船場にて途中下船し小泉八雲記念館まで歩く(とても暑い)。f:id:fritz507:20220919113004j:image
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小泉八雲に関しては気になっていたことがある。小泉八雲が記した「日本の面影」の本にある「日本人の微笑み」というエッセイに地蔵の話があるらしいのだが、僕の持っている書籍にはそれらしい記載がなかった。記念館にあるライブラリーでそれを探しあてることができた。

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武家屋敷を見終わった後、昼飯を食いに有名らしい出雲蕎麦屋に立ち寄った。


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14時に近かったので、たいして待たずに席に着くことができた。注文は無難に割子そば。ここでまたハプニング。3段重ねのはずが2段しか蕎麦がない。どうしようかと思っていたところ、店員がきて「もう1段は蕎麦湯と一緒に持ってくる」とのこと。一安心。味はつゆが濃くていまいちだった。蕎麦自体はおいしいので少し残念。

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この後はまた堀川めぐりの船に乗って、カラコロ広場乗船場で下船。

ここでもう一つの旅の目的である「八雲塗」の店に立ち寄る。

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前回の山梨旅行から、なんか旅の記念にその地元ならではのもの(伝統工芸品等)を手に入れようという趣旨が加わってしまった。当初は「八雲びいどろ」のぐい呑を買おうと思っていたのだが、店に行って「八雲白檀琥珀」のぐい吞が気に入ってしまい、そちらを購入。店の主人が塗り終えたいくつかの作品の中から一番いいものを選んでくれたf:id:fritz507:20220919114742j:image

今回も旅の記念を手に入れることができた。

時間になったので、予定通りの電車に乗って松江から岡山へ、岡山から名古屋へ。プチハプニングがあったが、それも旅としてよい思い出だ。

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