2923年10月28日(土)、かねてから計画していた「半田山車祭り」に行ってきた。
昨年ミツカンミュージアムを訪れた時、「来年の山車祭りは、5年に一度すべての山車が出そろう」と聞いて、ぜひ見てみたいと思っていた。
天気は快晴。知多半田駅を降りるとすでに町はお祭りモード全開。インフォメーションもあってパンフレットを配布するなど来訪者への対応はバッチリである。
コロナも明けたということで、歩行者天国になっている道路のわきには屋台が出て、とてもにぎわっている。
すでに道路には何台も山車が出ていて、からくりの実演などが行われている。
プログラムによると、メインストリートから山車がそろうさくら会場まで順番に練り歩くようだ。
半田運河に架かる橋の上を山車が通っていく。
さくら会場に向かう前に前も訪れた「国盛酒の文化館」に立ち寄る。試飲させてもらった酒はとてもおいしく、特にミカンの酒は飲みやすかった(荷物になるので買わなかったけど)。
山車の後をついて桜会場に向かう。一般観覧場(無料)に入ろうと向かったが、すでに長蛇の列(会場に入るまで1時間以上並んだ)。
会場では31台の山車がきれいに一直線に並んでいる。これは圧巻な景色である。
青空に朱色の垂れをまとう山車が色鮮やかに写る。ここで前後半に分かれてからくりの実演が行われる。
山車の前にはそれぞれ説明が書かれた立札があるにだが、どれも大正以前に作られたもので、中には国の文化財に指定されているのもある。
日も暮れかけてくると山車に灯篭がつけられる。山車ごとに着ける作業が行われるのだが、要領の良し悪しがでて面白かった。ろうそくに火をつけるのだが、風が結構強くすぐに消えて、消えた灯篭にまた火をつけなおす。大変だなぁ(ろうそく型の電球を使ってるとこもあった。かしこい)。
すべての山車に火がともるとまた一列に並ぶのだが、これもきれいであった(放送では観覧時間10分という恐ろしいことを言っていたが)。
見るものも見たので、駅に向かって来た道を戻る。運河にちんとろ舟が出るとのことなので、少し寄り道をする。2隻出ていたが山車を見た後だったので少し物足りない感があった(きれいはきれいだけど)。
5年に一度ということで地元の町総出で盛り上がっている祭りであった。