2022年11月24日（木）、25日（金）と伊豆に行ってきた。今回の一人旅は、途中下車していろんなところを巡ろうと目論んでみた。
出発の日は快晴。名古屋駅からこだまに乗って熱海駅まで。富士山もきれいに見える。
熱海駅から伊豆方面へ乗り換える。伊豆急の「アロハ電車」に乗って伊豆高原駅まで。
伊豆高原駅に到着するともう11時くらいになっていたので、まずは昼食をいただくことにする。
伊豆高原駅に隣接する「やまもプラザ」内の食堂でお任せ海鮮丼をいただく。
腹ごしらえも済んだので、いよいよ”伊豆巡り”に向かう。徒歩では遠くまで行けないので、レンタサイクルを活用。電動アシスト付きの自転車は人生初だ。
では伊豆高原駅を出発し、最初の目的地「あやしい少年少女博物館」へ向かう。天気がいいので、博物館についたころには汗だくになってしまった。
博物館に入ってみた感想は、昭和を匂わせるような品々を所せましとコレクションしたような感じ。マネキンなんかがあるおかげでシュールな雰囲気を醸し出しているのかもしれない。
奥にはお化け屋敷があるが、これもなかなか懐かしい感じで、昔、子供会で行った水道山のお化け屋敷を思い出した。まぁ博物館としては面白いが1回行けばいいかな。
次の目的地は「城ヶ崎海岸」。これが思いのほか遠かったのと、坂が急でスピードが出て（ブレーキがあまり効かない）、結構大変だった。ただ苦労して行った甲斐はあって、絶景だった。特に「門脇つり橋」から見る景色は迫力がある。下をのぞくと吸い込まれそう（スマホ落としそう）で怖い。
「門脇崎灯台」はコロナ禍ということで見れなかった。
さて気づくと結構時間を費やしており、とりあえず高原駅まで戻って周辺を巡ろうかと余裕ぶっこいていたら、駅までの距離が結構遠くて、坂もきつくて駅にたどり着いたのは返却時間ぴったしくらいになってしまった。地図からはわかりにくいけど、伊豆は勾配がきつい土地であるとよくわかった。
この後、海岸線近くにある温泉に入るため、伊豆北川（”ほっかわ”と呼ぶ）駅まで向かう。
駅を降りて歩いていくと、海岸線には北川温泉のホテルが立ち並ぶ。
その前にあるのが「黒根岩温泉」だ。
受付のおじさんから「今日は波が高いので気を付けてね」と言われたが、温泉に入ってその理由がわかる。ほんとすぐそばまで海岸が迫っており、波が湯舟まで届きそう。
指宿のそばの温泉や紀伊勝浦、初島の温泉も海に迫っていたが、ここはそんな比じゃない感じだ。（スマホで撮影しているバカがいたので、注意してやった。モラルがなさすぎる）
温泉を楽しんだ後、本日の宿泊地である伊豆熱川駅に向かう。
ここは古き良き温泉街といった感じで（熱川温泉が「細うで繁盛記」というドラマの舞台らしい）、あちこちの温泉櫓からもうもうと湯気が噴き出ている。
遊技場などは閉店していて寂れた感じになってしまっているが。
宿の温泉はぬるめでとても良かったが、温泉管が破裂したとかで、翌朝ジャングル風呂に入れなかったのは残念だった。
2日目はゆっくり温泉三昧とすると決め、伊豆高原駅まで戻り「赤沢日帰り温泉館」に行く。
ここではクーポンを活用できたので、入館料・昼食代も実質”タダ”で楽しめた。
この温泉もぬるめでとても気持ちがいい。露天風呂は海と一体になれる”インフィニティ温泉”ですばらしい（この日は日差しが強くて、長居ができないが）水風呂もあって、また来たいと思えるとても良い施設だった。
帰りは熱海駅まで戻って、夕食をいただき、行きと同様こだまに乗って帰途に就いた。
伊豆という土地柄、温泉に入って、魚を食ってという旅だったが、満足できる2日間だった。
